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魚見桜の蘊蓄 ④

魚見桜の蘊蓄 ④

カミナリイカの生涯

 

kaminariika 春爛漫、山は桜が咲いて華やぎ、我が魚見桜は一段と神々しい。
  眼下の別府湾は春霞に包まれている。
 日出城址の桜は、例年、開花が遅い。
 春雷に驚き、カミナリイカが岸に寄ってくる季節と重なる。

カミナリイカは、慌てて岸に押しかけ、産卵行動に入る。
  アマモ等の海藻()に卵を産んで、僅か一年の短い一生を終える。
 その身を、生まれた子孫に捧げ、甲(通称いか舟)だけ残して大海を漂う。
 海に散った桜の花びらが船筏に乗って、海中を漂う光景は少し物悲しい。
 カミナリイカは、コウイカ科の仲間で、外套甲長は40㌢に達する。
 地元ではキッキョウと呼び、卸売市場ではモンゴウイカ(紋甲烏賊)と呼ばれる。
 青春時代に出会った相手とお互い長い手足を絡ませての交接行動は、
子孫を残す儀式だけにほほ笑ましくも涙ぐましい。 



  平成2849日 (土) 午前730分 県漁協日出支店が開催する朝市が始まった。

  この日は、第一回目の朝市感謝祭のため町内外から多くの人々が詰めかけた。
  先着100名に魚商品券が当たるとあって客の出足は良好。
  市場の駐車場からセリ場への通路にはテント張の出店がならびタコ焼きや唐揚の匂いが漂っている。

 セリ場の小間は、この日のために用意された獲れたての魚が並び、セリを取り仕切る漁協職員の勇ましい声と
仲買人のやり取りが威勢よく飛び交う。

kansyasai-asaichi  seri  demise 

 朝市感謝祭の会場風景       競りの風景             会場周辺の出店

 

 セリ前に、水揚げ魚の状況を調べたところ、魚類が51種、軟体類が9種、その他が2種で合計51種類が
揚がった。これは先月より13種の増加で、特に魚類が10種の増となった。

 また、出荷函数は、魚類が356函、軟体類が165函、その他が9函で、計530函で、これは先月に比べて
251函の増加で倍増した。なかでも魚類が165函の増、軟体類も77函増となった。

 

 水揚げ魚のランキングを次表に示した

水揚げ魚ランキング10

順 位

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

種 名

ジンドウイカ

ボラ

コノシロ

マアジ

カミナリイカ

マエソ

スズキ

コウイカ

ヤリイカ

ヒラメ

函 数

75

68

38

30

23

22

21

20

19

19

 

 ランキング入りを果たしたのは、魚類が6種で、軟体類が4種だが、例年この時期は、イカ類の健闘が顕著だ。

 例年、この時期は、魚類ではボラが多いが、カミナリイカも上位に入る。
 イカの仲間では小型のジンドウイカに次いで多い。卵を産むために岸近くに大挙してやって来る。

 この日、仲買によってせり落とされた最高値は、ブリの4,000円(1尾)、続いて、ヒラメ3,800円、以下、
マダコ¥2,800、マコガレイ\2,400、マダイ\2,5003,000.お買い得は、マアジ\600(函当たり)、
コノシロ¥500(函当たり)。お勧めは、ホウボウ¥1,0001,500、とカナガシラ¥500600と安いが
美味しい魚だ。

 カミナリイカは、外套甲長40㌢超の大型から30㌢級があり、値段は、1函1,500円と手頃だ。

 産卵を終えたカミナリイカの末路は物悲しい。イカ船となって、岸辺を漂い、生涯を終える。

 季節は、桜鯛から烏賊船の花筏へと足早に移り、城下かれいの登場もそろそろだろう

 魚見桜は、すっかり葉桜になり、夏の主役を呼んでいる。

 

花吹雪  カミナリイカの 船に乗り

 

ika-fune     sakura

   アマモ場を漂うイカ船                満開の桜吹雪   

 

 

 

 

 

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お問い合わせ
農林水産課
電話:0977-73-3127/FAX:0977-73-3169
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