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魚見桜の蘊蓄 ②

魚見桜の蘊蓄 ②

旬を迎えた特産なまこ

 

藩政時代から特産品として藩財政を潤してきたナマコ。その起源は5億年のオルトピス紀に遡り、人類より先輩にあたる。現在、全世界には1,400種が生息し、このうち185種が日本にもいる。冬から春は、活動範囲が広く、一日に30mは平気で動く。非常に好奇心の強い生き物だ。別府湾では潮干帯から水深100mを超える海底に住み、水温の高い夏は、餌を摂らずに夏眠する。その活動は、魚見桜の咲くころ最も活発となって、若葉のころ産卵する。朝市には、食用となるマナマコが揚がる。マナマコには、アカ、アオ、クロの3種が知られている。

魚見桜
魚見桜の二世 (2016.2.27撮影)

 平成28226日(土)、午前6時過ぎ、セリ場に今が旬のナマコが活魚車で到着した。

タテ30㌢、ヨコ50㌢、深さ7㌢の発砲スチロール函には、マナマコがビニール袋に詰められている。

この日、セリ場の小間には計328函が出荷され、46種の魚介類が揚がった。このうち魚類が160函、軟体類が125函、その他が43函で、なかでも軟体類が先月に比べて83函増加した。種類別のランキングは、コウイカが第1位で36函、第2位はヒラメで34函、第3位はマエソが31函、第4位にナマコ(30函)が入った。以下、5位ジンドウイカ(29函)、6位マルアジ(13函)、7位ワカメ(12)8位メバル(10函)、9位クボガイ(8函)そして第10位ブリ(7函)の順位となった。ベスト10入りの内訳は、魚類が5種類と半分を占め、軟体類が3種、その他が2種となった。

 この日の落札価格は、サザエが函当たり4,500円で最高値を出し、次いで、ブリが3,500円(1尾当たり)、マナガツオが2,000~2,500円、ヒラメが1,5002,000円、コウイカが1,3001,800円、クボガイとコシダカガンガラが混じった小型巻貝が1,3001,500円と比較的高値を出したが、ワカメが500600円、メバルやカサゴなどはまだ型が小さく500円と安値で落札された。                         なまこ
今が旬のナマコ

                                           

 今月の目玉をいくつか紹介しよう

1 ヒラメ (ヒラメ科) 漢字は「鮃」。 別名おおくちとも呼ばれる。全長85cmに達する。

<特徴>眼左 、口が大きく、顎の歯が一列に並び、強い。<産卵>春~夏

<調理法>刺身、寿司だね、揚げ物、煮物、吸いものと万能 特に縁側は美味。

<雑学>鳥取県の県魚、大分県の養殖は、生産量日本一。 

ひらめ 

 

2 サザエ(サザエ科)漢字は「栄」。殻高 13cm 

<特徴>6階  荒海では棘が出る。殻蓋(へた)は石灰質で荒い。

<産卵>6~7月  <旬>春 

<食べ方>刺身も美味しいがバーベキュウで壺焼きが一番。この時、まず醤油を入          れて、ほんの少しの酒で味をアップさせる。

壺焼きは、大阪造幣局桜の通り抜けに出る屋台が 

      天下逸品。ぜひ
さざえ

 

3 クボガイ(ニシキウズガイ科) 漢字は、久保貝 <分布>北海道~九州の干潮線

 特徴>殻蓋(へた)が厚い。近縁種のコシダカガンガラはへたが薄い

<通称>にいな <雑学>食用としては認知度が薄い。大分県南部の臼杵・伯では花見弁当ににいな飯が人気。花見弁当

 くぼがい
 

4 ナマコ(棘皮動物ナマコ科)漢字は海鼠 

   <生活様式>すべてが海に生息。熱帯から南・北極まで。干潮線~深海底ま

      で多様な環境に住む。

   <繁殖>繁殖は雌雄異体で体外受精。摂餌は、海底表面の砂泥を飲み込み、 

      腸管で有機物を消化吸収するタイプ(マナマコ)。他に触手を広げて、浮遊している

      有機物をとらえるタイプ(キンコ、イシコ)

   <夏眠>夏の高水温期になると休眠状態になり、岩陰や石の隙間で、体を固  

      くして生きている。餌は摂らない(7月~12月)。

なまこ2      

<栄養・成分>水分92.2%、タンパク質4.6%、脂質0.3%で、ミネラル(無機質)カルシューム、コンドロイチン、コラーゲンが豊富。さらにナマコ特有のサポニンの一種ホロトキシンは、水虫菌に抑制効果があることで知られている。

<こだわり料理>①生のナマコをお好みの大きさに切って、しばらく日本酒に漬ける。酒から取り上げて、だし汁(味醂と塩)に入れる。ワサビを加えてワサビ和えにする(海鼠湛味)

      ②生カキと好みの大きさに切ったナマコを酒に漬け、しばらくして取り上げてから

      だし汁に漬け、すりおろしたワサビ大根で食べる。

      <雑学>江戸時代には、干海鼠にして日出木下藩から長崎へ運び、中国貿易で藩財政を潤した記録が藩家老日誌にある。     

 生ナマコ
生ナマコを細かく刻み、酢味噌で 
食べる 

競りに並ぶナマコ
     セリ場に並ぶナマコ(子袋入り)

                 

 

   (はる)(あらし) 魚見桜の 芽を覚まし

 

 

お問い合わせ
農林水産課
電話:0977-73-3127/FAX:0977-73-3169
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